アメリカからの政治圧力で円高?
ロイター配信のニュースで榊原元財務官の講演内容の記事がありました。
それによると、金利差は円安要因だが、125~130円レベルのドル高円安になるとアメリカからの政治圧力がかかって円高になるとのことでした。
ただ円高になっても115円がいいところでしょう、ということですが、私も同感です。115円~125円のレンジ相場になるのではないか、ということも納得できます。
はっきり言って120円切るような円高になるのも相当難しいといいいますか、よっぽど日銀が急速に利上げでもしない限り難しいのではないかと思ってます。
というかそこまで円高になるような買いますけど・・・
榊原さんってミスター円といわれるほど、為替についてはうるさいらしいですが、意外と相場予想は外しているという話も聞いてます。
まあ、そんな簡単に当たるものでもないでしょうが、今回の記事にはちょっと納得しました。
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関連記事 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070701-00000743-reu-bus_all年後半は緩やかな円高で115円も=榊原元財務官
7月1日10時33分配信 ロイター
拡大写真6月30日、榊原英資元財務官は2007年後半の為替動向は緩やかな円高になるとの見通しを示した。写真は1999年7月撮影(2007年 ロイター)
[大阪 30日 ロイター] 榊原英資早稲田大学教授(元財務官)は30日、個人投資家向けのシンポジウムで、2007年後半の為替動向は緩やかな円高になるとの見通しを示した。ただ、円安要因の金利差と円高要因である米国からの政治圧力の綱引きが見込まれ、115円─125円のレンジ相場を予想している。
日銀の金融政策については7月の利上げの可能性は非常に低いと述べた。
為替変動要因である金融政策について榊原氏は、7月については物価動向や鉱工業生産などの経済指標を挙げ「可能性は非常に低い」とした。そのうえで利上げペースについて「8月に上げた後、11月か12月にもう1度、さらに来年1??3月にもう1回、福井さんは望んでいるだろう」と述べ、福井日銀総裁が退任する来年3月までに計3回、1.25%までの利上げシナリオを見通した。
主催者の求めに応じて示した2007年後半の為替動向については「緩やかな円高、115円」とした。ただ、榊原氏は「115円までの円高になるかどうか、そう自信はない。130円を超える大きな円安にはならない。110円を超える円高にもならないだろう。115??125円のレンジ相場か」との見方を示した。
円安要因となっている日米金利差については、日本の利上げペースを指摘したうえで、米国については、好調な経済を反映して、利下げより利上げの可能性が指摘されているとし、「金利差は縮小せず、むしろ長期金利は拡大。これが円安要因になる」と説明した。
一方で、米国から「円安への政治圧力が強まってくることは間違いない」と述べ、金利差と政治圧力の2つの要因が今後どう展開するかで後半のドル相場は決まるとした。
榊原氏は「いま異常な円安であることは間違いない」としたが、ドル売り円買い介入の可能性については「ない」と否定。円安が金利差によるためで「介入しても効果がない」と語った。自分が当局の立場であれば、「130円を超えて欲しくないと思う」とも述べ、125円─130円に円安が加速すれば介入の可能性が高まると見通した。
日本経済については「景気は拡大し、物価は安定している」と述べた。物価が上がらないのは、雇用構造の変化や、大型TVや携帯電話など消費財の競争激化など構造要因があるとし、「デフレではない」と強調。デフレを脱却できないとする政府・日銀のスタンスを批判した。こうした認識のため「いつまでも異常な低金利が続く。異常な低金利が続くと異常な円安が続く。それはいずれどこかではじける。この最大の原因は、まだデフレだと言っている人たちがいるからだ」と指摘した。
最終更新:7月1日10時33分