FRB予想外の0.5%利下げ
FRBは、日銀の金融政策会合にあたる連邦公開市場委員会FOMCで、0.5%の利下げを決定しましたね。事前の大方の予想は、0.25%であったためでしょうか、ちょっとしたサプライズとして受け止められました。
NY株価は素直に反応して300ドル以上の上昇をしましたし、日本の株式市場でもこれを受けて500円以上も株価が上昇しました。
ドル円相場は、116円台まで行きましたが、115円台後半で落ち着いてきています。それよりもオセアニア通貨が、すごい勢いで上昇しました。ドルとオセアニア通貨の金利差が拡大したことで、オセアニア通貨がドルに対して上昇したのを受けて、クロス円も上昇したのでした。
しかし、0.5%も利下げするということは、アメリカ経済の景気下ブレリスクを相当なものとしてFRBは考えているのでしょう。今回はその声明でも、「金融市場の動揺が米経済全体に与える打撃を抑えるための措置だ」ということで、緊急避難的措置としているものの「物価の安定と持続的な経済成長を維持するために必要に応じて行動する」という断固たる姿勢を見せています。
とにかくこのサブプライムローン問題によって、アメリカは景気減速に向かわせるようなことはしないぞ、という強い態度を示したといえるでしょう。バーナンキ議長も思い切った行動にでましたね。これは歓迎すべきでしょう。
ただし、今回の利下げにより日本円以外の通貨に対しては、ドル全面安となってます。ユーロドルも史上最高値の1.4台に乗せるような勢いです。
それはともかく、今回のRFBの予想外な利上げで、ドル円相場にとっては、長期的なドル高円安傾向に道筋が見えてきたような気がします。
おそらく、110円を切るような円高にはならず、アメリカの景気が底堅いことが確認されれば、緩やかにドル高円安へと再び向かうのではないでしょうか。
もしかしたら、年内120円台を回復してくるのではないかと、ちょっと期待してます。
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