アメリカ経済の見通しは・・・
アメリカ経済の見通しは、今後どうなっていくのでしょうか。
サブプライムローン問題で、住宅ローンをサブプライムで借りて返済している人は、金利が高いことからローンの返済ができずに焦げ付く人がたくさん出ています。そういう人たちは、当然贅沢な買い物などができないということでしょうが、果たしてそれが、アメリカ全体の何%に当たるのでしょうか。
もっというと、実際ローン返済ができずに最悪破産してしまった方々の消費が、アメリカ経済全体の消費にあたえる影響は、言われているほど本当に大きな影響があるのでしょうか。
非農業部門の雇用者が増加から減少に転じました。4000人の減少だそうです。アメリカの人口が3億人いてそのうち就業者数が半分以上はいるでしょう。1億5千万人の4000人のマイナスって、どうなんでしょうか。
一番、一般消費者に影響の大きいのは株式市況でしょう。アメリカ国民の多くは株式を保有しているようで、株価が上がれば、その含み益があるからということで消費を拡大させるというか、財布の紐が緩くなるようです。
結局のところ、アメリカ経済の今後を左右するポイントは株式市場を代表とするいわゆる信用市場がどのように回復していくかにかかっているのではないでしょうか。
アメリカ株式市場が、このままズルズルと停滞または減速(下落)を続けるようなら、アメリカ景気も減速に向かうリスクが高まるでしょう。
ただもうひとつ心配なのは、物価ですね。インフレ懸念は完全に払拭しきれていません。原油価格や素材の価格は一昔前に比べると大きく上昇しているので、結局それが一般の消費財の価格に跳ね返って物価が上昇するというな構図になっています。世界的なエネルギー需要が減少してこないと、これら原油価格や素材市況の落ち着きは望めそうもなさそうです。
まとまらなくなりましたが、アメリカ経済の今後の見通しは、景気はそれほど悪くはなさそうですが、信用市場が回復してこない限りは、減速に向かうリスクを秘めているということでしょう。それを回避するためにFRBがどのような金融政策をとってくるのか、そのあたり見極めが必要です。
それまでは、しばらくドル円相場はドル安円高になりやすいでしょう。
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