ユーロ高ドル安
ユーロがドルに対して史上最高値を更新していますね。アメリカは、サブプライム問題で景気減速懸念が台頭している一方ヨーロッパは引き続きインフレ懸念があり、利上げの姿勢を崩していません。
先日、ヨーロッパ中央銀行ECBは金利据え置きを決めましたが、スウェーデンやスイスでは、独自の判断で利上げに踏み切りました。当然他のヨーロッパ各国もインフレ懸念が強いのでしょう。ECBの会長も利上げに意欲的な姿勢を崩していません。
ユーロ高ドル安要因は、機軸通貨である米ドルが、サブプライム問題で景気減速懸念がでてくることによって、ドルを売って第二の機軸通貨であるユーロへとシフトしているためにも起こっているといわれています。相対的にドルとユーロを比較してユーロのほうが今のところ安全だろうという見方が大勢を占めているのは頷けます。
ただ、アメリカもこのまま現状のドル安を見過ごすことはないでしょうから、さまざまな景気浮揚策を講じてくることでしょう。
まずは、FRBの金融政策会合にあたるFOMCが18日に開催されるので、ここで利下げが行われるかが焦点となります。0.25~5%の利下げが確実視されています。ここまで市場で利下げが確実視されると、利下げせざる得ないでしょうね。仮に金利据え置きとなれば、NY株はまたしても暴落するのは目に見えています。現状何か手を打たないとアメリカ経済は本当にリセッションに入ってしまう可能性があります。
もし、アメリカ経済が景気減速するようなことがあれば、世界経済にとっても無視することができないでしょうし、世界経済に与えるインパクトは大きいものとなるでしょう。
アメリカは基本的に強いドルを支持しているので、そうなるための施策を打ってくるでしょう。
まずはFOMCの利下げということになりますが、年末に向けてアメリカ経済がしっかりと回復していることが確認できないと、今のドル円レベルを超えてくるもの難しくなるでしょう。
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