FX・・・G7の影響は
G7では人民元についての言及があり、人民元高を促す文言があったわけですが、これにより同じアジア通貨ということで円高が大きく進みました。
しかしながら、月曜日の朝こそ窓を開けて円高になったわけですが、NY時間になるとその窓を埋める形まで、114円50銭くらいまで戻してきました。
2年前に人民元の切り上げが行われ、それからじりじりと元高が進んでいるわけですが、もっとペースを速めよ、ということらしいです。
同じ時期、もちろん一時的には円高になりましたが、円はどんどん安くなっています。なので、人民元が高くなることと円高というのは、それほど関係はないと見て良いでしょう。
それよりも、ドル円の今後の動きは、やはりアメリカの経済の動向に大きく左右されるでしょう。で、そのアメリカ経済の動向ですが、しばらくは成長ペースが停滞することはほぼ間違いないでしょう。その停滞も長期化する可能性がでてきています。
月末にFOMCがありますが、追加利下げの可能性が高まってきています。利下げすれば、株価は持ち直すでしょうが、それが経済全体、特に個人消費や住宅市場の回復を大きく促すかというと、それほど即効性はないでしょう。
利下げすれば、資金調達しやすくなりますが、そうやって供給されたマネーは最近は商品市場、原油市場などのいわゆる現物に向かう傾向があります。そのために9月の利下げによって、原油相場が最高値を更新するなど商品市場は空前の高値となっています。
それによって、為替もドル高円安傾向にはなりましたが、やはりアメリカ経済自体はスローダウンしているので、今回のように円高方向へ戻されるような展開となりました。
為替相場も、しばらくは113~115円台くらいのレンジ相場が続くのではないでしょうか。
短期的に円高になることはあっても、長期で続くことはなさそうです。
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