米シティ決算でドル高円安
アメリカのシティグループのQ3決算で純利益が60%減益する見通しが発表され、NY株は史上最高値を更新し、ドル円もドル高円安の動きとなりました。
大手金融グループのシティもサブプライムローン問題の影響をもろに受けたようですね。
ただこのニュースは、さらなる利下げ期待から株価は上昇し、NY株は史上最高値を更新しました。また、ドル円相場も今は、NY株に連動するようにドル高円安となっています。といっても、116円を一瞬越えましたが、その後は115円台に戻されていますが。
やっぱり、116円台の壁は大きいようですね。この116円の壁を明確に越えるようであれば、さらなるドル高が期待できるのでしょうが、なかなか難しいようです。
今週末の雇用統計、さらにはFOMCでの金融政策で追加利下げがなされるのか、などの要素を見極めなければ、ドル高になるかドル安になるか、はっきりしないのでしょう。
最近のドル円相場の傾向としては、アメリカ経済指標が悪いと株価が上昇し、それに連れられるようにドルも上昇するという動きです。今回の企業業績見通しの悪化も、株価を押し上げているのもその動きのもっともたるものです。
一見すると奇妙ですが、サブプライムローン問題の影響がまだまだはっきり見えてないので、それに関連する悪いニュース、今回のシティの減益などは、問題が明確になることで逆に好感されるということと、やはり追加利下げ期待ということも大きいでしょう。
利下げ期待は、資金調達がしやすくなるということで、素材マーケットにマネーが流れ込みやすくなります。現に、原油価格も市場最高値を更新してきていますし、商品相場も高値圏で推移しています。
それによって、今は資源国通貨であるカナダドルやオーストラリアドルが上昇する傾向にあります。
投資家は、さまざまな経済事象をもとに、それに先回りするかのように投資活動を行っています。
特にFXをやるようになってからは、株とは違い、個別企業の業績を見るのではなく、その国の経済や世界経済の仕組みというか流れみたいなものを考えるようになりました。
ただそういった情報を活用できているかというと、自分自身まだまだだと思います。特にこのサブプライム問題は、ここまでの円高ドル安を引き起こすとは夢にも思ってませんでしたし、FRBが今年中に利下げするなんていうのも想定外でしたね。
しかし、レバレッジはそれなりに計算に入れていたので、といってもギリギリでしたが、まだ損切りもしてませんし、スワップポイントが毎日入ってくるのを見ながら、じっとしているのが現状です。
個人的には、FOMC後から再びドル高円安方向に向いていくのではないかと思っていますが、果たしてどうでしょうか。
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