FOMC声明文とドル円
FOMCの追加利下げが発表される前から、GDPや雇用関連の指標が良かったことを背景に、ドル円は先週来つづいていた114円台を脱し、115円台に乗ってきました。
FOMCでは0.25ポイントの利下げがなされましたが、ドル円相場には大きな影響はありませんでした。今しばらくは115円台で上値が重そうでしょう。
FOMC声明文では、今回の利下げにより、経済下振れリスクとインフレ上振れがちょうどせめぎ合うであろうと言及があり、これによって追加利下げ観測は後退しました。
原油価格も過去最高を更新してきているので、それによってインフレ懸念が大きくなってきています。
一方で、アメリカ経済は住宅市場は大きく落ち込んだままですが、雇用も堅調みたいですし、消費も大きく落ちることもないようですから、追加利下げ観測が後退するのはそのとおりでしょう。
ところで、日銀も金利据え置きを決定しましたが、今後も積極的に利上げするだけの材料は当面でてきそうにありません。つまり、日本の金利はしばらくは低いままです。
よってドル円、およびクロス円は、どうしてもキャリートレードを連想させ、円安にならざるを得ないでしょう。
ドル円もじわじわとドル高円安に向かっていくのではないでしょうか。
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