OPECでもドル安懸念
OPECの理事会で原油を安定供給しましょう、という合意がなされたそうですが、最近のドル安にも懸念が表明されました。
原油の決済通貨は基本的に米ドルになっていますので、安いドルで決済されるのも産油国としては、あまりありがたくないのでしょう。
たしか、世界的に有名なファッションモデルもギャラはドルではなくユーロじゃないと嫌だと言っていましたが、OPECの言わんとするところも安いドルを何とかしてくれ~、てことでしょう。
これで、原油価格が少しは落ち着いてくれれば良いですけど、新興国の旺盛な需要によって来年は1バレル=150ドル突破なんてことが言われています。
レギュラーガソリンも、そのうちリッター200円とかになるんじゃないですか。
原油が高騰するとそれは物価に跳ね返ってきますので、消費大国アメリカにとっても頭の痛い問題でしょう。インフレ懸念が台頭してくる可能性があります。
アメリカは2度の利下げを行いましたが、インフレ懸念と住宅問題のバランスを考えつつ金融政策を行わなければなりません。
12月のFOMCでは、金利据え置きという見方が大きいようです。
年末に向けてのドル円相場は、サブプライム問題の行方次第というところですが、しばらくは110円前後で推移するような感じでしょう。
今週は住宅関連指標に注目が集まっていますので、その結果が悪ければ110円を割り込む可能性がありますし、良くても112円くらいではないでしょうか。