中東諸国のドル安回避策
中東で会議が開かれ、ドルペッグ制の維持が確認されたそうです。ここのところドル円相場に影響をあたえている中東関連ニュースですが、やっぱり一番象徴的だったのは、アブダビ投資庁のシティ・グループ出資でしょう。
中東諸国は、潤沢な資金をドルで保有しているわけで、これまでのドル安によってドルペッグ制を離脱するようなニュースが流れていましたが、そこまで踏み切るには至らなかったようです。
一番の理由は、ドルペッグ制を離脱すれば、さらなるドル安になる可能性が高いからでしょう。彼らにとってドルがこれ以上安くなることは避けたいでしょう。
アメリカは改めて、凄い国だと思うのは、世界の石油をドルで決済させていることで、世界中に経済的・政治的・軍事的影響力を維持していることです。
アメリカがそう簡単に基軸通貨としてのドルの地位を手放すはずがないのでしょう。もしそのようなことになれば、それこそ第三次世界大戦になりかねない大混乱になるでしょう。サブプライム問題もなんのその。
やっぱりアブダビ投資庁のシティ出資は、ドル相場の転換点なのかもしれません。
しばらくは107円台なんて見ることができない数字かもしれません。
今後は、まず111円台をしっかり抜けることでしょう。年内115円まで戻してくる可能性もあるのではないでしょうか。
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