円はどうして買われるのか? 今日のFX08/12/12
昨日のドル円相場は、1ドル=92円台で東京時間の日中は、大きく動かなかったのですが、夕方からじりじり円高ドル安が進み、今朝時点で91円台前半の水準です。
じりじりと、先月の円高90円台が見えてきました。仮に、この前回の円高水準の90円台を割り込むようなことがあると、89円台に突入する可能性も否定できないでしょう。
というか、アメリカ経済に明るい兆しが見えない状況の中では、90円台を割り込むような相場も頭に入れておく必要があるでしょう。
日本も決して経済状況が良いわけではないので、あまり円高になると輸出産業にさらなる打撃があります。ただでさえ、良くない状況がさらに悪化する可能性があります。
最近のニュースを見ていると、ソニーやIBMが正社員を何万人、何千人と人員削減を行うことを発表しています。この世界経済の危機を乗り越えようと、企業も生き残りをかけて、対策を打ってきているわけです。
そんな状況の中で、日本円が買われる大きな理由は見当たらないのですが、今回の金融危機の影響を一番受けていない先進国ということで、消去法的に日本円が買われているという状況なのでしょう。
ただこのまま、日本円が買い進まれるか、1ドル=80円台へさらなる円高ドル安が進むのか、一時的にそういう状況はあるかもしれませんが、そこまで円高が継続するかは疑問です。
長期的に見ると、現状はドルが安すぎると見ていいと思われます。タイミングをみながら、リスク管理をしっかりとしながら、投資するのもありではないかとは思います。